井上靖の「氷壁」を読んで以来ずっと見てみたいものがあった
「氷壁」のモデルになって「風雪のビバーク」を残した松濤明のメモだ
冬の北鎌尾根で26歳で遭難した壮絶なメモです
かなり薄くなっていましたが
「カラダガ硬ッテカナシ・・・死ヲ決スオカアサンノ ヤサシサニ タダカンシャ一アシ先ニ オトウサンノ所へ 行キマス」どんな思いで書き残したのかと・・・暫くの間、見入ってしまった
同じくこの本のモデルになったナイロンザイル事件のザイルも展示してあった山が好きな人や「氷壁」を読んだ人はこの2点だけを見に来ても価値はあると思う
市立大町山岳博物館反対側には真っ白な北アルプスが連なっていた